2010年11月26日金曜日

お茶の美味しい季節ですね


少し息をぬけるようなお茶と晩酌のブログです。
寒い外から帰ってきて、食事の前に出てきたらちょっと
嬉しいような盆を作ってみました。(左の盆)
また、お酒はのまなくてもお茶はみなさんお好きかと思います。
RECORではお茶の道具も取り揃えています。
季節に合う茶碗や象牙の茶杓、かわいらしい唐銅の蓋置などなど
ご興味の無い方でも、見て十二分に楽しめるかと思います。
前回のうつわもご好評頂いております。まだ店内にございますので
どうぞ足をお運びくださいませ。
ご来店、心よりお待ち申し上げております。

金谷五良三郎作 色絵唐銅の蓋置です。
羽根の形がとても可愛いですね、このまま飾るのも素敵です。
作りも丁寧で本当に素晴らしいです。
店内正面にてご覧いただけます。RECORにてお待ちしております。

【作者略歴】
金屋(谷)五良三郎(かなやごろうさぶろう)
江戸初期よりの京都の金工師。「金屋」を称していたが、
明治になり9代目から「金谷」と改める。当代は14代。
昭和7年(1932)13代金谷五良三郎の長男として誕生。
13代に師事。昭和48年(1973)第60回神宮遷宮記念須賀利御太刀謹作。
昭和64年(1989)14代を襲名。
横井時冬(1859~1906)の明治27年(1894)刊『工藝鏡』に
「金谷家の祖先は豊臣氏の遺臣安藤某の子にして通称を五郎三郎といひ法号を道円といふ。
寛永中京師に来りて銅器鋳造に従事せしとぞ。
銅器に色付を工夫せし人にて世人これを五郎三色といふ。
これより代々五郎三郎の通称を以て其業を世襲せしといふ。
九代五郎三郎は金谷家中の名匠にして
専ら意を鋳型彫鏤銅色の三事に用ひ頗る精巧を極めけりとなん。
内外博覧会へ出品して賞牌を受けしもの数十個の多きにいたれり。
明治廿二年九月二日没す。年五十四。本国寺塔頭多聞院に葬る。」とある。

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